沖縄県北部の本部町にある『よへなあじさい園』。
2019年6月末に行った時の開花状況を振り返りながら、「いつが最も見頃なのか?」を調べてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
『よへなあじさい園』はこんなところ
まずは、よへなあじさい園の魅力から・・・
あじさい以外の植物も100種類以上
疲れた時には園内のカフェで休憩できる
現在でこそ、1万株30万ものあじさいが咲いている『よへなあじさい園』ですが、もともとは2株しかなかったそうです。
昨年(2018年)に100歳で亡くなった、初代経営者である「饒平名ウト」さんが義兄からもらったあじさい2株を、大事に挿し木で増やしていきました。
やがて沖縄では珍しいあじさいを一目見ようと見物客が増えてきたため、トイレや駐車場などを整備したのち、2001年に『よへなあじさい園』として開園したそうです。
農薬を使用していないため、害虫駆除も全て手作業。
昨年、ウトさんが亡くなってからもご家族が思いを継いで「開園継続」という判断に至ったようですが、そういった❝人の思い❞を感じることができるのも魅力の一つかもしれません。
▼園内にあるカフェ
カフェの窓からは、「青い絨毯」と言われる、一面あじさいの光景を望むことができます。
▼カフェのメニュー
沖縄ならではの、喉元さっぱりできるようなフルーツジュースが揃っています。
そんな魅力たくさんのよへなあじさい園へ、私たちも行ってきました。
レポ!2019年6月末の園内の様子
2019年は、5月11日(土)~7月7日(日)までの約2か月間が開園期間でした。
私たちが行ったのは、6月30日(日)。
▼その時の様子がこちら
インスタグラムで、同じ構図の満開時期の写真がありました。
▼満開時期(6月13日)の様子はこちら
(引用元:「シャキッとi」公式インスタグラム)
満開の時期と比べると、「5分咲き」ってところかな。
花びらのグラデーションがきれい☺
あじさいの他にも100種類以上の花が植えられています。
▼ウコンサンゴバナ
▼フィリピン原産の「メディニラ・マグニフィカ」
アップで見ると・・・
充分きれいでしたが,これも満開だとよりピンクが際立ってきれいなんだろうな~
▼ケネリア アルウェンシス
子供目線で見ると木のように高くまで咲いていて、
じ~っと興味津々。
これらはほんの一部。
他にもたくさんの草花が咲いていたので、あじさいが5分咲きでも楽しめました!
帰り際に、受付と同じところを通るのですが、
「楽しんでいただけましたか?満開の時期は過ぎちゃってたから・・・。良かったら、また来年、満開の時期にいらしてくださいね。」
と温かい言葉をかけてもらい、嬉しかったです。
冒頭でも述べたように、現在は昨年亡くなられた初代経営者「饒平名(よへな)ウト」さんのご家族が思いを継いで開園継続されていますが、
どこへ行くにも「人」が素晴らしいところは良いですね^^
ちなみに、設備面で言うと、トイレは男女別あります。
階段は、手すりはありますが斜面も急なので、3歳以下の子供や高齢者の方は付き添いの方が支える方が良いでしょう。
見頃はいつ?
「どうせなら満開の時期に行きたい」
という方のために、開園しているうちのどの時期が見ごろなのか、写真で比べてみました。
写真は、公式HPやインスタグラムからも引用しています。
▼開園当初の5月14日
(引用元:よへなあじさい園公式HP)
早咲きのあじさいは咲いていると言えども、まだ全体的に3分咲き程度。
▼5月27,28日撮影
(引用元:よへなあじさい園公式HP)
開園から約2週間が経つと、ほとんどのあじさいが満開です。
ただ、公式HPに、
日当たりが弱いところやあじさいの種類によって遅く咲く花があり、全体的には8~9分程度の開花となります。早咲きと遅咲きとの時差があり完全に咲きそろうことは無理だと思われます。よって現在が見ごろのピークになります。
と記載されているように、「すべてのあじさいが同時期に満開」というのは難しいようです。
▼6月13日撮影
(引用元:「シャキッとi」公式インスタグラム)
上の写真からまた2週間後の様子ですが、まだ一面にあじさいが広がっています。
▼6月30日撮影
そしてさらに2週間後、私たちが行った閉園1週間前の様子です。
まだ満開に咲いているあじさいもありますが、半数ほどはすでに咲き散っていました。
結論
満開のあじさいを楽しみたいのなら、5月下旬~6月中旬が良い
もちろん、毎年の気候によって前後するかもしれないです。
最新の開花状況は、よへなあじさい園の公式HPにて、たくさんの写真と一緒に開花状況が知らされているので事前にチェックしながら予定に入れると良いでしょう。
また、インスタグラムで「#よへなあじさい園」で検索すると、直近で行った人たちの写真を見ることができるので園内の様子がより分かります。
料金・アクセス
目安として、
- 那覇から下道で1時間半
- 糸満から下道で2時間
- コザから下道で1時間強
といったところです。
周辺には、有名観光スポットやおしゃれなカフェがたくさんあるので併せていくのも良いですね☺
開園時間 | 9:00~18:30 |
開園時期 | 五月中旬~6月末 |
休園日 | シーズン中は無休 |
駐車場 | 乗用車40台分 |
毎年の開園時期は、あじさいの開花状況によって、開園を早めたり閉園を遅くしたりしているようです。
▼料金表
個人 | 障害者 | |
大人 | 400円 | 300円 |
小学生以上 | 200円 | 100円 |
未就学児 | 無料 | 無料 |
「人の思い」を感じながら、沖縄ならではの熱帯植物とあじさいのコントラストを楽しんでください^^